Paul’s JOURNAL

モノ好き、元デザイナーのちょうど良いモノの記録。

ふだん着としてSAINT JAMES(セントジェームス)のバスクシャツ。

身に付けていて心地よいファッションやコーディネートを知ることは、毎日を過ごすうえで重要であり、この気付きは時間的節約・金銭的節約にも繋がる要素があります。

私自身ファッションが好きですが、前提としてオシャレをすることよりも身に付けていることが心地良い、気分が安定する・気分が上がることにつながるためのアイテム選びが自分のルールです。

ふだん着を選ぶときの自分ルール

  1. 飽きない(トレンドに左右されない)
  2. 清潔感がある
  3. 経年変化も楽しめる

私の服選びとしてのルールは大まかにはこの3つです。

このルールをいつも、どこでも満たしてくれるのがバスクシャツ。

バスクシャツとは?

首元がざっくり開いた横に広いた船底のような衿のカットソーです。船乗りさんの作業着がルーツと言われており、マリーンスタイルの象徴とも言えます。

画家のパブロ・ピカソも愛用していたことは有名な話です。

クルーネックのTシャツに比べてリラックス感があり、衿の形一つですごく印象が変わります。大人が着ても清潔感とこなれ感があります。

私が初めてバスクシャツを手に取ったのは16歳のころ。姉のバスクシャツを拝借して着たのが初めての出会い。カジュアルなのにスマートでちょっと大人になった気持ちになりました。その時から25年近く常にバスクシャツが手元にあります。色々なファッションを通ってきたものの、最終的にはバスクシャツに戻るのでした。

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バスクシャツのなにがそんなに良いのか。

一言で表すと、私にとっては“邪魔をしない”ウエアなのです。身に付けていてストレスがなく、自分の邪魔をしない。コーディネートの邪魔をしない。目に優しく外部の人から見ても不快な思いをしないウエアだと思っています。

カッコいいとかオシャレとかの前にとにかく邪魔にならないのがバスクシャツだと思います。

愛用のSAINT JAMES(セントジェームス)

私の場合、バスクシャツを選ぶ際はSAINT JAMSE(セントジェームス)一択です。

10代で初めて出会ったSAINT JAMSE(セントジェームス)のバスクシャツ。そこから四半世紀SAINT JAMSE(セントジェームス)を着続けています。

みなさんの中にも、定番ものという位置付けの道具・洋服・靴・フード・音楽・香り...などをお持ちだと思います。

私にとって、SAINT JAMSE(セントジェームス)はまさに定番。定番という概念よりももはやユニフォームに近い感覚です。繰り返しになりますが、SAINT JAMSE(セントジェームス)は身に付けて心地良い、カッコつけた表現になりますが自分が自分でいられるようなそんな存在です。

SAINT JAMSE(セントジェームス)のどこに惚れたのか。

  1. 生地のガシガシ感
  2. カラーバリエーション
  3. 控えめな存在感

着用して、洗濯して、また着用して、これを繰り返すごとに生地がガシガシに変化します。他に例えると、使い込んだタオル。使い込んだタオルはぱさついて少し硬い手触りになりますよね。そんな感覚です。カットソーなので、タオルのような表面のループはなくフラットですが、洗濯回数が多くなると編み地の目が詰まりギュッとなった感じになります。SAINT JAMSE(セントジェームス)の生地は、一般的なTシャツよりも糸が太く編み地の目が詰まると、より頑丈になったような生地に変化していきます。

使い込むことで丈夫(になったような感覚)になるウエアって男ココロをくすぐります。

これまで多くのSAINT JAMSE(セントジェームス)を見てきましたが、どのぐらいのカラーバリエーションがこの世に存在するのか・・・正直知りません。みなさんも恐らく目にしたことのある白とブルーのボーダーはSAINT JAMSE(セントジェームス)のカラーバリエーションの中でも代表的なものだと思います。

SAINT JAMSE(セントジェームス)のカラーバリエーションは大きく分けると2つ。ボーダー(BORDER)と無地(SOLID)です。SAINT JAMSE(セントジェームス)の代表的なモデルにウエッソン(OUESSNT)というモデルがありますが、ボーダーも無地も豊富なカラーバリエーションが魅力的です。

ブティックで初めて見るカラーを目の当たりにするとワクワクが止まりません。(既に持っているカラーでさえ、心が躍ります。)このカラーバリエーションの豊富さに魅了されているのかもしれません。

SAINT JAMSE(セントジェームス)のパッと見はシンプルな長袖Tシャツです。何か特徴があるかというと、特にありません。左袖の肩からやや下のブランドネームのみです。特徴がないことが特徴になっているとも言えるかもしれません。

しかし、この上品な佇まいと控えめな存在感。シンプルなだけに、そのカラーやボートネックの開き、無駄の無いデザインが余裕を感じさせるというか、「余白」みたいなものを感じます。そしてSAINT JAMSE(セントジェームス)に感じるこの余白が、心地良さや心のゆとりをもたらしてくれるのかもしれません。

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私的なSAINT JAMES(セントジェームス)のサイズ感

  • 身長168cm / 体重65kg / やや筋肉質 / 肩幅・胸囲やや広め / 足のサイズ26cm
  • 経験サイズ=T4 〜 T7

T4:タイト目(ピタっとした着心地・ルーズなパンツに合わせるとAラインになる)

T5:ちょうど良い(ジャケット羽織る時にちょうど良い)

T6:ややゆったり(ふだん着用機会の多いサイズ)

T7:ダボっとする(袖丈も長く、全体的にゆるっとした着心地・今っぽいシルエット)

 

サイズ感に関しては、体格によってばらつきがあるかと思いますが、自身の経験から上記のような着用感をご紹介したいと思います。

ボトムのシルエットや丈の長さによって選ぶサイズを分けています。SAINT JAMSE(セントジェームス)の着合わせ方はまた別の機会に記録できたらと思いますが、私の体型を基準にするとストレスのないSAINT JAMSE(セントジェームス)のサイズ感はT6から上のサイズかなと多います。

 

洗うと縮むSAINT JAMES(セントジェームス)

既にご存知の方も多いかと存じますが、SAINT JAMSE(セントジェームス)は洗うと縮みます。特に初めて水に通した時は縮みます。前述で洗うと目が詰まったような感覚になると書きましたが、初回の洗濯時はその現象が顕著に現れると思います。

縦方向にも横方向にも縮みますが、特に縦方向の縮みには注意が必要です。糊付きの新品のデニムを洗うと縮みますよね。あの感覚です。しかし、サイズ選びの際に縮むことを前提に選べば良いのですから、恐れることはありません。経験上、身丈・袖丈で2cm程度は短くなります。

これも経験上のお話になりますが、SAINT JAMSE(セントジェームス)は黒や紺など色が濃い生地は特に縮みが出やすいように感じます。また、洗濯の環境によっても縮みの差が出た経験がございます。(モデルの違い、生地の違いで差がありますのでご参考までに。)

冷水で洗った時と、お湯で洗った時の方が縮みました。サイズ選びは、店頭の場合販売スタッフの方に相談されて選んだ方が絶対にいいです。ネットショップでご購入の際は取扱いの注意事項や、ふだん着用されているサイズを参考にしてジャストサイズよりも大きめのサイズを選んだ方が良いと思います。

 

サイズ選びに失敗したら・・・

幾度かサイズ選択に失敗、または体型の変化などでサイズに悩んだことがあります。

  • サイズが小さかった(洗ったら予想以上に縮んだ)

経験上、この場合は洗濯して干すときに縦方向と横方向にゆっくりと伸ばして干すことを何度か繰り返すと徐々に生地が広がってきます(限界はありますが)。ポイントは洗うたびに少しずつ伸ばして形を整えること。極端に伸ばすと、縫い目の糸が切れますし、形が崩れます。

  • 思ったより大きかった(何度か洗濯してもやっぱり大きい)

伸びにも限界がありますが、縮みにも限界があります。この場合、お洗濯後に干して乾き切る前に様子を見ながら乾燥機にかけるというやり方でサイズダウンに成功した経験がございます。しかし、縮みすぎるリスクも伴いますので自己のご判断でに委ねることになります・・・。経験上、サイズ大きいなぁと感じているSAINT JAMSE(セントジェームス)はそれはそれで必ず愛着が湧きます。大きい分には着用のストレスが少なく、また、少しダボっとしているSAINT JAMSE(セントジェームス)はある意味バスクシャツとしては一つの正解だと感じています。

個人的には小さい方向で失敗するより、大きくて失敗する方が安心感があります。

いずれにしても、初めて選ぶ際には洗濯後に縮むことを前提として、慎重に選ぶことをお勧めします。

ふだん使い、ふだん着としてのSAINT JAMSE(セントジェームス)

私的にいつでも着れる、ちょうど良いのがSAINT JAMSE(セントジェームス)であり、ふだんの生活の中で手放せない道具です。

  • 使えば使うほどに愛着が湧く
  • 着たい時に着て、ガシガシ洗う
  • 多少汚れても、色が褪せても気にならない
  • 長袖の場合、真夏以外3シーズンは着れる

誰しもライフスタイルの違いや好き嫌いはあります。絶対はありません。

ここで記録したことはSAINT JAMSE(セントジェームス)を好きすぎるがあまりに残したくなったことです。

まだまだ記録したいことはありますが、少しでもSAINT JAMSE(セントジェームス)が気になっている方がいらっしゃった時にはじめの一歩として参考にしていただけると幸いです。

 

 

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